SPメニューボタン

地球環境とのかかわり:2019年度活動総括
Review of Activities during FY2019

  • HOME
  • CSR
  • ENVIRONMENT(環境)|地球環境とのかかわり:2019年度活動総括

2030年目標と2019年度実績

「Eco Action Plan 2030」に基づいた、2019年度のグループ全体での目標進捗状況は以下のとおりです。

  • 枠内の図は左右にスクロールできます

評価指標:★★★目標を達成できた ★★目標に対してわずかに未達成 取り組みが不十分

環境ビジョン 2019年度実績(主な取り組み) 評価
「Eco Action Plan 2030」目標

【低炭素社会】

  1. CO2排出量(Scope1,2)は、14.7%削減となり、前年度比では5.0%削減となりました。設備更新をはじめとした各種省エネルギー活動により特に国内の事業所では順調にエネルギー削減が進んでいます。
  2. サプライチェーンでのCO2排出量(Scope3)は4.9%削減となりました。軽量化をはじめとする各種資源循環の取り組みの効果が出てきています。

★★★

  1. 事業活動でのCO2排出量(Scope1・2)を30%削減
  1. サプライチェーンでのCO2排出量(Scope3)を15%削減

【資源循環社会】

  1. 枯渇性資源使用量は9.4%削減となりました。基準年からは生産量の減少もありますが、容器を主体とした軽量化、工程での歩留まり向上(不良率低減)等の取り組みを推進しています。
  2. PETボトルの原料に使用済みボトルからの再生材を利用したり、プラスチック製容器に植物由来樹脂を利用したりするなど化石資源の削減を進めています。

★★

  1. 枯渇性資源※1の使用量を30%削減
  1. プラスチック製品については化石資源※2の使用量を40%削減
    • プラスチック製品の軽量化、素材転換により15%削減
    • 再生材・植物由来樹脂の利用率を30%向上
  1. 全ての容器包装製品をリサイクル可能またはリユース可能に

【自然共生社会】

  1. PRTR法対象化学物質の排出・移動量は、9.1%削減となりました。ここ数年、一部製品の工程管理上の影響で、該当物質の使用量増加により、設定目標との乖離がありましたが、印刷インキの脱トルエン化をはじめとする各種改善などにより前年度に比べて7.6%削減となっています。
  2. 水使用量(取水量)は5%の増加となりました。国内事業所は削減していますが、海外事業の拡大により、取水量が基準年よりも増加しています。
  3. 事業所からの樹脂ペレット漏出防止徹底のためにグループ共通のガイドラインを策定し管理を開始しました。また、サプライチェーンを構成する幅広い事業者からなる「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス」を通じた活動に参画中です。

★★

  1. 環境リスク・環境汚染物質の低減
    • PRTR法に関する物質の排出・移動量を2022年度までに15%削減
  1. 生物多様性の保全を推進
    • 事業活動での水使用量を30%削減
  1. 外部コミュニケーション活動の推進
    • 海洋プラスチック問題解決に向けた対応(散乱防止)と情報公開

基準年:2013年度

  • ※1枯渇性資源:自然のプロセスにより、人間などの利用速度以上には補給されない天然資源
  • ※2化石資源:石油・天然ガス等
  • Eco Action Planの活動範囲は東洋製罐グループの連結子会社以外の非連結子会社、関連会社も含むため、以下に記載のCO2排出量(連結範囲)の実績とは異なっています。

事業活動にともなう環境負荷

東洋製罐グループでは全体の物質収支の把握に努め、環境負荷の低減に取り組んでいます。

東洋製罐グループ2019年度物質フロー【国内事業所】

  • 枠内の図は左右にスクロールできます
東洋製罐グループ2019年度物質フロー【国内事業所 】

低炭素社会へ向けて

事業活動でのCO2排出量(Scope1・Scope2)

2019年度の国内および海外の事業所のCO2排出量は、前年度に比べ5%削減し、1,475千tonでした。
国内事業所では、空気圧縮機の更新や窯マイナーリペア等の各種省エネルギーの取り組みにより、前年度より76千ton減少しました。一方、海外事業所では、前年度より2千ton減少しました。
2020年度も引き続き、設備更新、製造ラインの統廃合、生産効率向上などの省エネルギーにつながる取り組みにより、削減に努めていきます。

事業活動でのCO2排出量の推移

  • 枠内の図は左右にスクロールできます
CO2排出量の推移
  • 2019年度よりCO2排出量の集計範囲を「連結会社」としたため、過年度の数値を遡って修正しました。

サプライチェーンでの温室効果ガス排出量(Scope3)

東洋製罐グループでは、燃料などの燃焼にともなう自社からの温室効果ガス(GHG)の直接排出量(Scope1)と電力使用にともなう間接排出量(Scope2)に加え、サプライチェーンの上流および下流の排出量(Scope3)を算定しています。東洋製罐グループの環境ビジョンである「Eco Action Plan 2030」で、Scope3のCO2排出量は2030年までに2013年度比15%削減を目指しています。
グループ国内事業所における2019年度のScope3排出量は、サプライチェーンを含めた全体に対して約80%を占めています。また、Scope3の内訳では、購入した製品(カテゴリ1)の割合が約75%を占め、販売した製品の廃棄(カテゴリ12)、輸送・配送(カテゴリ4)と続いています。このように購入した製品すなわち原材料の調達にともなうGHG排出量の削減への取り組みがますます重要となります。製品の軽量化、再生材料の利用、植物由来材料の利用などの推進を図っていきます。

サプライチェーンでのGHG排出量(2019年度)

  • 枠内の図は左右にスクロールできます
サプライチェーンでのGHG排出量(2019年度)

Scope1, 2, 3の詳細は「環境パフォーマンスデータ」をご覧ください。

資源循環社会へ向けて

東洋製罐グループの事業は、金属や石油といった枯渇性資源から作られた原材料を加工することで容器や素材を製造しています。資源の有効利用のために、投入材料の削減、発生する廃棄物の削減および再資源化を行うことは、グループの大きな使命といえます。「Eco Action Plan 2030」では、資源循環社会の達成に向けて、枯渇性資源の使用量30%削減の目標を掲げ、活動を始めました。従来から実施している容器の軽量化に加え、特にプラスチック製品における再生材・植物由来樹脂の利用率向上は、昨今の海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた大変重要な活動テーマになります。今後各社において、「Eco Action Plan 2030」の目標達成、および社会的な課題の解決に向けて活動を進めていきます。

環境配慮型製品

東洋製罐グループでは、製品のライフサイクル全体を考え、環境負荷の少ない製品の開発・製造・販売を進めています。「原材料調達」「製品製造」「輸送」「消費」「廃棄・リサイクル」の各段階での評価項目からなるグループ統一の判定基準を策定し、それに基づいた環境配慮型製品の認定を行っています。2020年3月末時点で60製品が認定されています。
環境配慮型製品一覧はこちら

さらに、今後は環境配慮型製品の認定を増やすことを通じて、「Eco Action Plan 2030」の目標達成に貢献していきます。開発部門および販売部門と連携し、従来ある製品にとどまらず、今後開発される製品に対しても積極的に認定を行い、製品が市場に広く受け入れられるよう努めたいと考えます。

自然共生社会へ向けて

設備のリスク管理

工場から危険物、廃液などが屋外へ流出すると、周辺環境を悪化させ長期間にわたって影響をおよぼします。東洋製罐グループでは、各社の環境マネジメントシステムに従いリスク管理に努めていますが、さらなるリスク管理強化を目指しています。工場設備の老朽化などに伴い漏洩事故を発生させる危険性のある設備を対象に、リスクの高い設備を特定し各社で管理を行います。特に配管や貯留槽については、漏洩が発生した場合の影響が大きいため、管理を強化していきます。

海洋プラスチックごみ問題に対する取り組み

クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスを通じた活動

地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の使用がより持続可能となる3Rの新たな取り組みや代替素材の開発・導入を推進し、官民連携でイノベーションを加速化するために、サプライチェーンを構成する幅広い事業者からなる「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」が2019年1月に設立されました。東洋製罐グループホールディングスは幹事会社として設立準備段階から参加し、業種を超えた関係者との情報共有や連携促進を担う普及促進部会の主要メンバーとして活動しています。

樹脂ペレット漏出防止対策の徹底

プラスチック製品の原料である樹脂ペレット(数mmの大きさ)が工場敷地外へ漏出すると、海洋プラスチックごみとなってしまいます。以前より、路面にこぼれた樹脂ペレットが工場敷地外へ漏出しないよう、雨水溝に金網を設置するなどの対策は実施してきましたが、今般、漏出ゼロを目指した管理徹底のため、「東洋製罐グループ樹脂ペレット漏出防止ガイドライン」を策定しました。「漏出可能性のある場所の特定および防止策の検討・実施」「日常管理」「監査」など、各社の環境マネジメントシステムの中で、運用を開始したところです。

ペレット捕集用スクリーン設置例(雨水枡)

ヤギさんがお仕事中です

未舗装地の維持管理には草取り作業が必要です。草刈機や除草剤を用いた一般的な草取りに代わる手法として、ヤギなどの家畜放牧による除草があり、安全性や環境への負荷軽減、従業員や近隣住民への癒やし効果などのメリットがあると期待されます。

 

今、私たちは綜合研究所へ長期出張中です。ここで除草のお仕事をしています。緑いっぱいの場所で、毎日たくさん食べて走り回っています。皆さん仲良くしてね。うめぇ〜。

ヤギさんがお仕事中です

グループ各社の取り組み

ごみ拾いアプリ「ピリカ」の利用と「海ごみゼロウィーク」清掃活動

近年、プラスチックごみによる海洋汚染の解決策として脱プラスチックが注目されています。東洋製罐事業グループでは、問題解決につながる取り組みの一つとして美化活動に力を入れており、ごみ拾いアプリ「ピリカ」を活用して活動の様子を投稿し、Webで公開しています。2019年度の参加者は889名、拾ったごみの量は10,236Lとなり、今後はよりグループ一丸となった活動に広げて取り組んでいきます。
東罐興業グループでは、環境省より海洋ごみ削減のためのアクション「海ごみゼロウィーク」の案内を受け、これまでの清掃活動を、より社会とのつながりを意識したものとするよう啓発を促しました。中でも日本トーカンパッケージは、工場周辺のみならず、地域や関係先との活動にも積極的に参加しており、14拠点、延べ78件、延べ参加人数545名と、2019年度は活動の質・量ともに増加しました。

「新宮町クリーン作戦 ―ラブ・アースクリーンアップ2019―」日本トーカンパッケージ福岡工場より10名参加

「ピリカ」活動報告ページ

国土交通省 物流総合効率化法に基づく「総合効率化計画」に認定

東罐ロジテックは、日本マクドナルド株式会社殿をはじめ、そのパートナー会社などを含めた共同申請者4社とともに、包装資材輸送におけるCO2排出量削減とトラックドライバーの運転時間短縮を目的とした取り組みを行い、国土交通省九州運輸局より2019年9月24日付で物流総合効率化法における総合効率化計画の認定を受けました。
この計画は、愛知県犬山市から佐賀県鳥栖市へ輸送する紙コップなどの資材について、全区間トラックによる陸上輸送であったうち、9割以上の距離を鉄道貨物輸送へ転換するものです。これにより、CO2排出量が年間65%削減されるとともに、トラックの運転時間が75%短縮されることから、ドライバーの働き方改革にも寄与することとなります。

環境パフォーマンスデータ

当ウェブサイトでは、お客様により良いサービスを提供するため、クッキーを利用しております。当ウェブサイトを快適にご利用いただくため、クッキーの使用にご同意ください。
なお、このまま当ウェブサイトをご覧いただいた場合、クッキーの使用にご同意いただいたものとさせていただきます。
詳細はこちら

同意する