閉鎖系スフェロイド形成⽤バッグ WELLBAGウェルバッグ-S350

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ウェルバッグ-S350 概要Outline

【閉鎖系】【均⼀なスフェロイドを⼤量に形成】【簡単回収】を実現する新しいスフェロイド形成⽤バッグ

ウェルバッグ-S350はウェル径350㎛、32,000個のマイクロウェルを持ちます。バッグサイズはウェルバッグ-S500と同じなので、同じ専用ホルダーが使用できます。
この製品のウェル径は大型ウェルバッグ(ウェルバッグ-L350)と同じなので、スケールアップのための検討が可能です。

7つの特⻑Feature

1. 閉鎖系培養でコンタミネーションリスク低減

ウェルバッグは閉鎖系容器であるため、細菌や異物が混⼊するリスクが低減されます。

2. 均⼀なスフェロイドを⼤量培養

バッグ底面に細胞非接着コーティングを施した微細かつ均一なウェル(凹み)が加工されており、バッグ天面には張り出し部を設けています。注口部から細胞懸濁液をバッグ内に注入するとウェルバッグ全体にほぼ均等に行きわたり、そのままバッグを静置することで各ウェルに概ね同数の細胞が入り、その結果、均一なスフェロイド形成が可能となります。

ウェルバッグ-S350
寸法 72mm × 120mm
材質 PE(ウェル面細胞非接着処理済み)
培養面積 50cm2
培地容量 10〜20mL
ウェル径 350μm
ウェル数 約32,000

3. スフェロイドの回収が容易で培養されたスフェロイドにダメージを与えない

バッグを天地逆転して形成されたスフェロイドを落下させてから、シリンジ操作によりスフェロイドを回収します。シャーレ、フラスコ等による既存の培養方法と比べ、簡便かつスフェロイドへのダメージを与えない回収が可能です。

4. ⾼いガス透過性フィルムによる効率的なガス交換

閉鎖系で⼗分なガス交換を⾏うため、ガス透過性の良いフィルムを使⽤しています。フィルムを通して培地内のガス交換が⾏われます。

5. 専⽤ホルダーを使用

専⽤ホルダーにウェルバッグを固定することで、スフェロイドのウェル間の移動を抑制します。これにより持ち運びが可能となります。ベースプレートと押さえ板の⼀部が透明であるため、顕微鏡での観察が可能です。

6. ⽇本薬局⽅に準拠した安全性

細胞毒性試験※1 適合
溶出物試験※1 適合
灰化試験※1 適合
エンドトキシン試験※2 0.25EU /mL 未満
無菌性 放射線滅菌済み
  • ※1 第十八改正日本薬局方 一般試験「プラスチック製医薬品容器試験」のプラスチック製水性注射剤容器(ポリエステル製又はポリプロピレン製水性注射剤容器)規格
  • ※2 第十八改正日本薬局方 一般試験法「エンドトキシン試験法」

7. ウェル内気泡抜きはインキュベーション方式を推奨

詳しくは操作方法説明書の「インキュベーション⽅式」の項を参照ください。

  • 注意:インスリン産⽣細胞(膵前駆細胞を含む)への適用については、使⽤⽤途によっては制限がかかる可能性がありますので、事前に弊社までお問い合わせ下さい。

品番‧品名Item

品番 製品名 入り数
11020
-03
ウェルバッグ-S350 3袋入 × 1
11020
-05
ウェルバッグ-S350 5袋入 × 1
11020
-10
ウェルバッグ-S350 10袋入 × 1
11020
-00
ウェルバッグ-S350 100袋入 × 1
61000
-01
ウェルバッグ
専用ホルダー
1台
  • ウェルバッグ専用ホルダーはSシリーズ共通になります。
  • 価格については下記記載の販売店にお問い合わせください。

よくあるご質問FAQ

  • Q.1ウェルバッグ-S350はどこで買えますか?
    A.1

    弊社契約の販売店にて購入できます。

  • Q.2ウェルバッグ-S350はウェルバッグ-S500と何か違いますか?
    A.2

    ウェルバッグ-S500のウェル径は500μmでウェル数は約18,000個、ウェルバッグ-S350のウェル径 は350μmでウェル数は約32,000個になります。1ウェル当たりの播種数と必要細胞数は違ってくるの で注意して下さい。
    またウェルバッグ-S350は播種密度が⾼くなるので培地量‧培養⽇数については考慮して下さい。 ウェルバッグ-S350はウェル径が⼩さいため気泡抜きはインキュベーション⽅式を推奨しています。 ウェルバッグ専⽤ホルダーはウェルバッグーS500と共通で使うことができます。

  • Q.3作りたいスフェロイドの大きさにするためにはどうしたら良いですか?
    A.3

    基本的には希望の大きさのスフェロイドに必要な細胞数を、32,000個のそれぞれのウェルに播種できる様に細胞懸濁液を調整します。
    育ちやすい細胞かどうか等の諸条件は考慮して下さい。
    ウェル径以上の大きさのスフェロイドを作ることはできません。

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東洋製罐グループホールディングス株式会社
東京都品川区東五反⽥2-18-1
⼤崎フォレストビルディング
新規事業推進室 事業化推進グループ
MAIL:bis_innov_wellbag@tskg-hd.com

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