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TOMATEC(株)では、安全性が高く耐久性に優れる複合酸化物顔料「TOMATECカラー」を製造しており、50年近くの歴史の中でプラスチックスや塗料、セラミックスの着色剤として国内外問わず使用されています。顔料は着色剤として可視光領域の吸収・反射特性を利用するものですが、近年は複合酸化物顔料が有する近赤外線領域の反射特性が強く注目されています。
「近赤外線反射黒顔料」は、顔料としての効果をそのままに、太陽光などの近赤外線を効率的に反射する機能を有しているため、最大で10度以上物体の温度上昇を緩和する効果があります。主に屋根や道路の色材に採用されており、塗料やプラスチックなどに適用することで、蓄熱防止、冷房効率改善、熱変形、熱膨張の防止、製品寿命の向上など、高温による物体の劣化防止やエネルギー効率の改善が期待されています。