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#02

ごみをらそう(リデュース)

マナブ先生

最近(さいきん)、夏(なつ)ってすごく暑(あつ)くなったと思(おも)わない?

カンタ

うん。アイスがすぐにとけちゃうよね。

ヨウコ

ニュースで「地球(ちきゅう)温(おん)だん化(か)」って聞(き)いたことあるわ。地球(ちきゅう)が、暑(あつ)くなってるんだよね?

マナブ先生

よく勉強(べんきょう)しているね。じつは、ごみが増(ふ)えると、地球(ちきゅう)がどんどん暑(あつ)くなっちゃう原因(げんいん)にもなるんだよ。

カンタ

えっ?ごみと暑(あつ)さが関係(かんけい)あるの?

トピック①:ごみがえるとがこまるの?

気温がどんどんくなる

ごみが増(ふ)えると、ごみを燃(も)やす量(りょう)も増(ふ)えて、そこから「二酸化炭素(にさんかたんそ)」という気体(きたい)が出(で)ちゃうんだ。この「二酸化炭素(にさんかたんそ)」が地球(ちきゅう)の空気(くうき)にたまると、まるで温室(おんしつ)みたいに地球(ちきゅう)の熱(ねつ)をとじこめて、どんどん地球(ちきゅう)が暑(あつ)くなる「地球(ちきゅう)温(おん)だん化(か)」という問題(もんだい)が起(お)こるんだよ。
このままだと、夏(なつ)の最高気温(さいこうきおん)が毎年(まいとし)40度(ど)をこえるなんてことに、なってしまうかもしれないんだ。ごみをすてる場所(ばしょ)もたりなくなって、山(やま)や森(もり)をけずることになるかもしれないよ。ルールを破(やぶ)って、勝手(かって)にごみをすてる人(ひと)もいて、地球(ちきゅう)のかんきょうがどんどん悪(わる)くなってしまうかもしれない。

トピック②:どうすればらせるの?

ひとりひとりの意識えよう!

ごみを減(へ)らすには、みんなの協力(きょうりょく)がとっても大切(たいせつ)だよ!たとえば、買(か)い物(もの)に行(い)く時(とき)は「マイバッグ」を持(も)っていくと、レジぶくろをなくせるよね。飲(の)み物(もの)を買(か)う時(とき)は、何度(なんど)も使(つか)える「マイボトル」を選(えら)んだり、家(いえ)で飲(の)む物(もの)は大(おお)きなサイズを選(えら)ぶことで容器(ようき)のごみを少(すく)なくすることもできるよ。
まだ使(つか)えるものはすぐにすてずに、だれかにあげたり、工夫(くふう)して別(べつ)の物(もの)として使(つか)ったりするのもいいよね。ごみを出(だ)す時(とき)は、しっかり分別(ぶんべつ)することで、リサイクルされて新(あたら)しい物(もの)に生(う)まれ変(か)わるよ。ひとりひとりが少(すこ)しずつ意識(いしき)するだけで、地球(ちきゅう)のごみを大(おお)きく減(へ)らせるんだよ!

トピック③:容器のリデュース

使材料らす工夫、ごみをらす工夫

使(つか)う材料(ざいりょう)を減(へ)らすために、容器(ようき)を軽(かる)くすると、缶(かん)の材料(ざいりょう)である鉄(てつ)やアルミ、ペットボトルの材料(ざいりょう)である石油(せきゆ)など限(かぎ)りあるしげんの使用量(しようりょう)を減(へ)らすことができるよ。
「ラベルレスボトル」って知(し)ってる?ペットボトルには、中身(なかみ)の情報(じょうほう)が書(か)いてあるラベルがはってあるよね。ラベルレスボトルには、プラスチックのラベルがないんだよ。そのぶん、ごみが減(へ)ってすてる時(とき)もめんどうじゃないんだ。これは、ごみを減(へ)らすためのアイデアなんだよ。

まとめ

ごみが増(ふ)えると、地球(ちきゅう)がどんどん暑(あつ)くなる「地球(ちきゅう)温(おん)だん化(か)」のもとになってしまいます。ごみを減(へ)らすには、ひとりひとりができることを考(かんが)えて行動(こうどう)することが大切(たいせつ)です。買(か)い物(もの)に「マイバッグ」を持(も)って行(い)ったり、「ラベルレスボトル」の商品(しょうひん)を買(か)ったり、ちょっとしたことでも地球(ちきゅう)にやさしい一歩(いっぽ)になります。

マナブ先生

容器(ようき)のみらい、次(つぎ)はどんな「みらい」を知(し)りたい?

みんなで える みらいの容器