#06
パウチの話
特ちょう①:軽くて便利!
地球にやさしい、せんざい用パウチ
パウチは、軽(かる)くて運(はこ)びやすく、どんどん進化(しんか)したんだよ。パウチに、液(えき)を注(そそ)ぐための口(くち)がつくようになって、その口(くち)が手(て)でかんたんに開(あ)けられるようになった。とても便利(べんり)になったので、「せんざい用(よう)」として、日本中(にっぽんじゅう)で大人気(だいにんき)になったんだよ。今(いま)では、せんざいのなんと80%が、このせんざい用(よう)パウチになっているんだ!
最近(さいきん)は、大(おお)きなサイズのせんざい用(よう)パウチが増(ふ)えているよ。小(ちい)さいパウチを何個(なんこ)も買(か)うより、大(おお)きなパウチをひとつ買(か)った方(ほう)が、ゴミが少(すく)なくてすむから、エコなんだ。
特ちょう②:中身をまもる仕組み
パウチのバリアパワー
「あめやグミが入(はい)っているパウチ」ってただのふくろに見(み)えるけど、じつはすごい工夫(くふう)がされているんだよ!いちまいに見(み)えるこのふくろのフィルムは、いろいろなシートがなんまいにも重(かさ)なってできているんだ。みんなにとって大切(たいせつ)な空気(くうき)や水分(すいぶん)は、食(た)べ物(もの)の中(なか)に入(はい)ると、味(あじ)が落(お)ちたり、悪(わる)くなってしまうことがあるんだけど、この特別(とくべつ)なシートが、みんなの目(め)には見(み)えないバイキンや、空気(くうき)や水分(すいぶん)から、パウチの中身(なかみ)をしっかり守(まも)ってくれるんだ。
特ちょう③:運びやすい!こぼれにくい!
せんざい用パウチの工夫
せんざい用(よう)パウチには、液(えき)を出(だ)すところが飛(と)び出(だ)しているタイプがあるよね。これは、ボトルに液(えき)を入(い)れやすくするためなんだ。
はさみを使(つか)わずに、手(て)でかんたんに開(あ)けられるのも便利(べんり)だよね。上(うえ)から開(あ)けられるのに、下(した)からは開(あ)かないようにできているのを知(し)ってるかな?決(き)まった方向(ほうこう)にしか切(き)れない工夫(くふう)がされているんだ。
まとめ
パウチは、中身(なかみ)を守(まも)る工夫(くふう)、運(はこ)びやすい工夫(くふう)、こぼれにくい工夫(くふう)などがあり、いろいろな容器(ようき)として使(つか)われています。つめかえ用(よう)の容器(ようき)として使(つか)えば、ごみを減(へ)らすことにもつながります。
マナブ先生
パウチってすごいでしょ!いろんな容器(ようき)を見(み)ていこう!
カンタ
このまえ、うちゅうでレトルトカレーを食(た)べているのを、テレビで見(み)たよ。
ヨウコ
うちゅうにカレーを持(も)っていけるのって、なんか不思議(ふしぎ)。
マナブ先生
レトルトカレーは、パウチっていう容器(ようき)に入(はい)っているんだよ。
ヨウコ
パウチって、せんざいやゼリーなんかにも使(つか)われているよね?
マナブ先生
そうそう。いろんなところで使(つか)われているよね。パウチには、みんなが知(し)らないいろんな特(とく)ちょうがあるから、見(み)ていこうか。