#05
キャップの話
トピック①:ピタッととじる!
とじこめる決め手はキャップ
もし、キャップがなかったら、炭酸(たんさん)ジュースの炭酸(たんさん)がなくなっちゃうし、中身(なかみ)がこぼれちゃうし、中身(なかみ)もすぐに悪(わる)くなっちゃうよ。
キャップは、容器(ようき)のふたとして、中身(なかみ)を空気(くうき)やバイキンからしっかり守(まも)っているんだ。
トピック②:クルクル回してピタッと!
「スクリューキャップ」
キャップの内側(うちがわ)と、容器(ようき)の口部分(くちぶぶん)に、ねじ山(やま)があるのが「スクリューキャップ」だ。キャップを回(まわ)すと、ねじ山(やま)がかみあい、容器(ようき)の口部分(くちぶぶん)をおおうようにとじるんだ。ねじ山(やま)がかみあうことで、容器(ようき)の中身(なかみ)がもれないようにしっかりとじこめられるんだよ。反対方向(はんたいほうこう)に回(まわ)すと、ねじ山(やま)がはずれて開(ひら)くという仕組(しく)みなんだ。
トピック③:地球にやさしいキャップ
サッと開けて、おいしさ長持ち
ガラスびんのふたに使(つか)われるのが、「ツイスト・オフ・キャップ」だよ。ふたの下(した)に小(ちい)さなポコッとした部分(ぶぶん)があって、びんにはめると、少(すく)ない回数(かいすう)でサッと開(あ)けしめできるんだ。このふた、何(なに)がすごいかっていうと、色(いろ)をぬるときに、「二酸化炭素(にさんかたんそ)」という地球(ちきゅう)温(おん)だん化(か)の原因(げんいん)になっている気体(きたい)を減(へ)らせるんだ。しかも、きずがつきにくくてさびにくくてじょうぶ。だから、中(なか)に入(はい)ってるジュースやジャムや料理(りょうり)などのおいしさを長(なが)く保(たも)てるんだよ。
まとめ
キャップは、飲(の)み物(もの)や食(た)べ物(もの)の中(なか)に、バイキンが入(はい)らないように守(まも)ってくれるやくわりがあります。開(あ)けしめがしやすかったり、安全(あんぜん)に使(つか)えるようにたくさんの工夫(くふう)がされていて、わたしたちの生活(せいかつ)を便利(べんり)にしてくれています。
マナブ先生
容器(ようき)にとって、キャップは大切(たいせつ)なあいぼうだね。次(つぎ)はどれを読(よ)む?
マナブ先生
炭酸(たんさん)ジュースって好(す)きかな?
カンタ
大好(だいす)き!あのシュワシュワ感(かん)がたまらな~い!
ヨウコ
でもどうやって、あのシュワシュワの炭酸(たんさん)をとじこめているの?
マナブ先生
いいところに気(き)がついたね。じつは、キャップにひみつがあるんだよ。
マナブ先生
どんなキャップがあって、どんな工夫(くふう)がされてるか見(み)ていこう!