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#03

ガラス容器

マナブ先生

みんなは、ガラスびんを、ごみ出(だ)ししたことってあるかな?

カンタ

このまえ温(おん)せんに行(い)ったとき、みんなで牛(ぎゅう)にゅうを飲(の)んだよ。飲(の)み終(お)わった牛(ぎゅう)にゅうびんは、ごみ箱(ばこ)に入(い)れないで、近(ちか)くの箱(はこ)にならべたよ。

ヨウコ

そうそう「この箱(はこ)にもどしてね」って書(か)いてあったの。お店(みせ)の人(ひと)が「この牛(ぎゅう)にゅうびんは、また使(つか)う」っていってた。

マナブ先生

お!それは「リユース」っていうんだよ。ガラスびんは、あらって殺(さっ)きんして、また使(つか)えるんだ。

ヨウコ

ガラスびんって使(つか)っているけど、知(し)らないことがいろいろありそう。

ちょう①:自然からられている

地球にやさしいガラス

ガラスは、「けい砂(しゃ)」「せっかい石(せき)」「ソーダばい」といった、砂(すな)や石(いし)からとれる自然(しぜん)の材料(ざいりょう)から作(つく)られるんだよ。ガラスびんを作(つく)るときには、使(つか)い終(お)わったガラスびんを細(こま)かくくだいた「カレット」という物(もの)も混(ま)ぜるよ。カレットを1500度(ど)の、すっごい熱(あつ)い「かま」でドロドロにとかして、形(かたち)を整(ととの)えていくんだ。
ガラスは、自然(しぜん)の材料(ざいりょう)だけでできていて、何回(なんかい)も作(つく)りなおすことができる、地球(ちきゅう)にやさしい容器(ようき)なんだ。

ちょう②:ほぞん

中身って、長持ちさせるひみつ

ガラスびんは、きれいに殺(さっ)きんしてから中身(なかみ)を入(い)れて、しっかりふたをするから、バイキンや空気(くうき)が入(はい)らないんだ。味(あじ)やかおりも変(か)わらずに、長(なが)い間(あいだ)、ほぞんできるのがすごい。

ガラスびんは、すきとおっている物(もの)が多(おお)いから、中(なか)にどれくらい残(のこ)っているか、自分(じぶん)の目(め)で確(たし)かめられるのも便利(べんり)だね。温度(おんど)の変化(へんか)にも強(つよ)いので、熱(あつ)くなったり冷(つめ)たくなったりしても中身(なかみ)をしっかり守(まも)れるんだ。

ちょう③:らして、また使って、まれわる

ガラスびんはエコのチャンピオン!

缶(かん)やペットボトルなど、いろいろな容器(ようき)があるけれど、「ごみを減(へ)らす」「くり返(かえ)し使(つか)う」「もう一度(いちど)使(つか)えるようにする」という3つの工夫(くふう)が全部(ぜんぶ)できているのは、ガラスびんだけなんだ。

まとめ

ガラスびんは、昔(むかし)からずっと使(つか)われている容器(ようき)です。中(なか)に入(はい)っている物(もの)がよく見(み)え、とってもおしゃれ。何度(なんど)もくり返(かえ)し使(つか)えるし、また新(あたら)しいびんに生(う)まれ変(か)わることもできるから、地球(ちきゅう)にやさしい容器(ようき)です。

マナブ先生

いろんな容器(ようき)があるね。どんどん読(よ)んでいきたいね。

わたしたちののまわりに
ある容器