人は性別、年れい、体型、生まれた国の違いや、障がいがあったりと違うところがたくさんあるよね。容器は生活に密着したものなので、使う人の体や心に負担がからないよう、ユニバーサルデザインが取り入れられているんだ。ここでは、東洋製罐グループが容器をつくるときに気をつけていることを説明するね。
東洋製罐グループでは、以下の8つのポイントに気をつけて、ユニバーサルデザインの容器をつくっているよ。
東洋製罐グループには、以下のようなユニバーサルデザインされた容器がたくさんあるよ。8つのポイントの何が当てはまるのか見てみよう!
人は年れいとともにびんを握る力が低下していくもの。びんの中間をくぼませたり、軽量化したりすることで使いやすくしているんだ。
フタを開けたり閉めたりする力も、年れいとともに弱くなっていく。力を入れやすい形にして開閉しやすくしているよ。
ボトルの口の厚みを薄くしてつぶせるようにすることで、中身を最後まで使い切れる工夫をしているんだ。
ボトルを押すと出て、はなすとピタッと止まる。ちょうどいい量を注げるキャップだよ。
環境に対する意識の高まりを考えて、使った後に捨てやすい工夫がされているんだ。たたむことで、ごみの量を減らせるよね。
使った後にキャップが簡単に外せるから、捨てる時に分別しやすいよ。
誰でも開けやすく、ケガをしにくいように缶を開けた時のフチが丸くなっているんだ。子どもや高齢者でも安心だね。
手の力が弱い人は、ツルツルした紙コップだと持ちにくいことがある。表面を凸凹にすることで持ちやすく安全になるんだ。
ペットボトルのキャップを外しても、落ちないしかけになっているんだ。キャップがついていれば、一度に飲み切れなくても安心!
キャップを右にひねるだけで簡単に中せんが開くよ。さらに「カチッ」と音がして開いたことを知らせてくれるんだ。
商品名や注意書きなど伝えたい内容を使う人に理解してもらえるように、色の組み合わせや文字を工夫しているんだ。