
INTERVIEW
暮らしを快適にする
キャップの設計開発を目指して
PROFILE
メビウスパッケージング株式会社
技術系:製品設計
S.Sさん
▶2019年入社/機械系専攻
大学院では生分解性プラスチックを研究する。身近な製品の開発に関わりたいと考え、研究室の先輩から紹介された東洋製罐グループのインターンシップに2週間参加。そこでアイデアが形になるまでのスピード感に惹かれて、入社を志望した。
仕事内容について
食品や日用品向けの
キャップの設計から開発まで
マヨネーズや洗濯用洗剤など、飲料用以外のキャップの設計開発に携わっています。新製品の立ち上げでは、「環境に配慮するため、プラスチック量を減らしたキャップをつくりたい」といったお客さまからの要望を受け、仕様を検討。必要な機能を維持しながら軽量化できるよう設計して金型の発注と成形テストを行い、評価と修正を重ねます。問題がなければ生産拠点での立ち上げテストに参加し、安定生産できる状態まで見届けています。また、既存製品の課題解決も私の担当業務です。仮説を立てて複数の解決方法を検討し、最適な解決策を導き出していきます。
新製品立ち上げの初期段階では、お客さまの中で仕様が明確に定まっていないケースがよくあります。そのような際は潜在的なニーズをくみ取れるよう、丁寧なヒアリングからやりたいことを推測。要求事項も整理しながら優先順位をつけ、複数パターンの形状を提案することを心がけています。

印象に残ったエピソード
臨機応変に協働し、
新製品の生産を乗り越えた
液体入浴剤用のキャップの生産を新たに立ち上げた際、キャップの成形工程で想定外の不具合が発生しました。容器の密封性に関わる重要な部分に、変形が発生してしまったのです。納期が差し迫る中、対応策を検討するために工場の各部門や上司と協議を実施。設計側と成形側で対処できる方法を考え、複数の解決策を用意しました。最終的に成形条件を工夫し、無事スケジュール通りに生産することができました。
新製品の開発には想定外の不具合がつきもので、スケジュールを遅延させないためにも冷静な判断力が求められます。このプロジェクトを通じて臨機応変な対応力が身につきましたし、関係者とアイデアを出し合い対処することの重要性を学びました。また、さまざまな経験を積むことで、設計の引き出しが増えていくことに面白さを感じています。


これからの目標について
設計の引き出しをさらに広げ、
新たな製品開発につなげたい
社内外の関係者から頼りにされる存在になるためにも、目の前の仕事を確実に遂行するのはもちろんのこと、自ら新製品を提案することに挑戦したいです。例えば、廃棄の際に分別がしやすい形状のキャップを提案すれば、お客さまだけでなくエンドユーザーの方にも喜んでいただけるでしょう。また、さらに自分の色を出した設計ができるようになるためにも、過去の実績をもとに考えることにくわえて、新たな発想で柔軟に設計する力を養いたいです。設計のアイデアを広げるためにも、さまざまな製品の機構をよく観察したり、展示会に積極的に参加したりすることで、ヒントを得たいと思います。
容器は安心・安全に中身の商品を届けることが役割です。それにくわえて「このキャップは注ぎやすい」、「持ちやすくて助かる」などと感じてもらえれば、その商品に良い印象を抱いてもらえますし、そうすればきっと暮らしを楽にできるはず。キャップの可能性を信じて、これからも挑戦を続けたいと思います。
OTHER VOICE 周囲から見たS.Sさんとは?
何事にも常に前向きで、積極的に挑戦する姿勢が持ち味です。粘り強く責任を持って仕事をやり切ってくれます。後輩から相談相手として信頼される兄貴分であり、チームの雰囲気づくりにも長けた頼れる存在です。
設計や評価などで相談をすると、手を止めて丁寧に教えてくださるので感謝しています! いつでも相手に寄り添い、自然と周囲を和ませてくれる温厚な人柄で、難しい案件にも向き合い続ける姿を尊敬しています。
