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INTERVIEW

財務情報を適切に開示し、
グループ全体の価値向上に寄与する

PROFILE

東洋製罐グループホールディングス株式会社
事務系:経理

H.Sさん

▶2017年入社

生活に役立つものを扱うメーカーを志望する中、包装容器を提供している東洋製罐グループを知り、興味を抱く。その後、ライフステージに合わせてキャリアを継続できる環境が整備されていることにも魅力を感じ、入社を決めた。

仕事内容について

幅広い事業の会社を擁する、
東洋製罐グループ全体の決算を担う

東洋製罐グループホールディングスの連結経理部に所属しています。私の主な役割は、全事業会社でまとめている決算情報や業績見通しを確認・チェックし、集計・分析を行い、グループの連結決算として社外開示を行うこと。各事業会社から届く膨大なデータに誤りがないかを確認するのは一苦労ですが、そこで誤りを見逃してしまえば、間違った情報を開示してしまうことになります。それは経営層、投資家、お取引先、従業員など、当社に関わるさまざまな方の判断に悪影響を及ぼし、ひいては当社グループの信用を毀損しかねません。それほどの重責を担っている一方で、やりがいや充実感を覚えています。
また、連結経理部は、事業会社が行った会計処理についての確認をこまめに行い、さらには決算対応方法やその方針をお知らせする立場です。そのため、各事業会社の特徴の理解、深い会計知識、会社法や金融商品取引法といった法律知識など高い能力が求められ、その習得に日々苦戦しています。半面、数字を介してグループ事業会社について学ぶことができる面白さを感じています。

印象に残ったエピソード

異動当初に連結決算業務を
苦労して習得したことが、
いまの自分の礎に

入社後、東洋製罐の埼玉工場 総務課に配属され、工場経理を担っていた私が現部署に異動したのは、2020年のコロナ禍の時。工場経理とは異なり、連結決算業務では、扱う数字がはるかに大きく、また新たに法律や制度、各事業会社の特徴を理解する必要があります。そんな中、引き継ぎはすべてオンラインでの実施となり、自宅で一人、作業を進める状況に当初は大きな不安を感じました。
そうした状況下で助けになったのは、連結経理部の皆さんとのチャットでの密なコミュニケーションです。どんなに多忙でも親身に教えてくださる先輩社員の皆さんにわからないことを聞きつつ、その一方、自分でもオンラインセミナーや書籍での勉強、インターネットでの情報収集を行う日々。おかげで、事前に過年度資料の見直しや不明点などを解消することができ、大きなトラブルもなく乗り切れました。そしてこの経験が、いまの私の礎になっています。

これからの目標について

数字から各事業会社の状況を判断し、
グループのためにより良い情報提供を

連結経理部は、制度会計、税務、内部統制と幅広い業務を担当しています。私の直近の目標は、それらの業務すべてに携わることです。また、課題は、グループの事業会社すべてを完全に理解できているわけでないこと。そのため、各事業会社の経理の方から話を聞いたり、工場を訪問するなどして、もっと理解を深めたいと考えています。実はこれまで、事業会社のアメリカ工場をはじめ、複数の国内工場を見学しており、そこで生の現場と数字をリンクさせたことで、経理業務への理解がぐっと深まりました。
今後はさらに、数字から各事業会社の状況を判断する力を養い、東洋製罐グループのためにより良い情報提供を行えるようになることが目標です。飲料用・食品用の空缶や生活用品用のボトルなどの包装容器、飲料製品の充填や機械販売、鋼板事業など幅広い事業を手がけている当社グループだからこそ、数字から見えてくることは膨大かつ多様。それを紐解くのは容易ではありませんが、その分、挑戦しがいがあります。

OTHER VOICE

先輩のS.Tさん

H.Sさんは私たちチームの中でも非常に信頼できる存在です。任された業務の重要度を的確に把握し、優先順位を適切に判断し進捗報告しているため、業務がスムーズに。また、自ら考えて最善の結論を導き出してくれるのも素晴らしい点です。

後輩のS.Oさん

H.Sさんは私の新入社員時代の教育担当。どんなに忙しい時でも、私の質問に丁寧に答え、時には親身になって一緒に考えてくださりました。常にテキパキとこなされていた姿が格好良く、いまも変わらず憧れの先輩です。

現場を見て、深く知り、
数字の意味を紐解いていく。
その先にグループ経営への貢献がある。

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