INTERVIEW
「司令塔」として社内を動かし、
お客さまからのオーダーに応える
PROFILE
東洋製罐株式会社
事務系:営業
T.Sさん
▶2021年入社
将来なりたい姿として「まわりに自然と人が集まってくるような人材」を掲げ、理系出身ながら敢えて営業職を志望。なかでも、人びとの生活のインフラとなる多種多様な容器を扱う東洋製罐グループに魅力を感じて入社。
仕事内容について
自らが獲得した案件を、
自ら責任を持って遂行する
東洋製罐グループの営業の最大のミッションは、お客さまのニーズに確実に応え、社内の関係部署と連携しながら期日通りに納めること。なかでも私は、レトルト食品をはじめ、洗剤などの詰め替え容器で広く使われるパウチ製品の販売を、主に担当しています。
現在、大手の食品・日用品メーカーのお客さまを任されており、各お客さまから「このサイズでこの内容物を詰めるパウチ容器をこの期日までに欲しい」と数十万袋の単位で注文を絶えずいただきます。それは一朝一夕で対応できる内容ではなく、まず技術部門と連携してお客さまが求めるパウチの仕様を決定します。続いて工場側と打ち合わせて納期に間に合うよう生産を依頼し、各お客さまからの注文が重なって生産ラインが埋まっている時は、営業担当者間で各お客さまの納品予定を確認し、注文をいただいている全てのお客さまの生産に間に合うよう調整をしていく。自分が受けた注文については、まさに自らが「司令塔」となって社内を動かし、納品までリードしていくのです。
印象に残ったエピソード
想定外のアクシデントを、
社内の力を結集して克服
ときには想定外のアクシデントに遭遇することもありますが、そんな時こそ営業担当者の力の見せどころ。例えば先日、ある大手食品メーカーのお客さまが、当社の電子レンジ対応パウチを使用したスープの新製品の発売を計画していました。候補となるパウチを検討いただき、問題ないとの評価を得たのですが、社内の厳しい品質基準であらためて評価したところ、特定の条件下で破損の恐れがあることが判明。すでに、お客さま側では発売に向けたスケジュールが組まれており、緊急事態に直面したのです。
私もかなり動揺しましたが、問題点を技術部門に共有するとすぐに解決策を提示してくれましたし、工場側も生産計画を最大限調整してくれました。こうしてピンチに陥っても、社内の力を結集すれば必ず脱することができる。そこに私は仕事の醍醐味を感じました。今回の案件もなんとか無事に運び、その新商品を実際に店頭で見た時はとても感慨深かったです。
これからの目標について
新市場を開拓し、パウチ事業を
会社の重要な柱に
東洋製罐グループは、たくさんの製品がトップシェアを獲得していますが、パウチ事業は発展途上にあります。軽量で機能性に優れた特徴を活かして新たな用途を開拓し、事業を伸ばせる余地が大いに残されている。事実、私たちの部署の売上も順調に拡大しており、会社も積極的に投資しています。この勢いに乗って缶やPETボトルに並ぶ、いやそれ以上のビジネスに成長させていきたい。そのために、大容量化や環境対応などの新技術をお客さまに提案して、新たな受注を獲得していきたいと思っています。
いま東洋製罐グループは、若手にも大きな仕事に挑戦できるチャンスをどんどん与えるなど、より魅力的な企業文化を築こうとしています。その中でキャリアを重ねるにあたって、私が理想としているのは「まわりに自然と人が集まってくる」ような人材。パウチに関することなら何でも頼りにされる、ぜひそんな存在となり、東洋製罐グループをもっと盛り上げていきたいと思っています。
OTHER VOICE 周囲から見たT.Sさんとは?
彼は、持ち前の感性でコミュニケーション力に長け、常にお客さまの立場で業務に取り組んでいます。多少おっちょこちょいな面はありますが(笑)、経験を重ねて次世代のリーダーとなってくれることを期待しています。
周囲を巻き込みながら他部署とのコミュニケ―ションを積極的にとれる人です。自身の主張をしつつ、周りを見ながら行動できる姿は先輩の私も尊敬しており、その明るい人柄も魅力的で、とても頼りがいのある後輩です。