お客さまの期待を超える価値提供のために、
東洋製罐グループの事業活動を支えている
事務系社員たち。
日々、どんなことにワクワクしているのか、
若手社員たちに聞いてみました。
東洋製罐グループホールディングス
経理
H.Aさん
2021年入社
東洋製罐向けの原価計算・原価管理を担当。社内的な管理会計の損益計算書や、営業部門が売価を決める元となる原価の計算を行う。特に一般メタル事業を担当し、缶詰やスプレー缶の原価計算を中心に手がけている。
自分が原価計算した製品を店頭で見た時
実際に工場で見た製品や、自分が原価計算した製品を店頭で見た時です。私は入社時、東洋製罐の基山工場(佐賀県)に配属され、製造部門はもちろん、品質やSCMなどさまざまな部門が良いモノづくりのために連携を取っていたのを見てきました。その後、原価管理グループへ異動となり、販売部門からの依頼をもとに原価計算を行うようになりました。このような経験から、さまざまな部門が関わっているのを知ったうえで、実際に製品を店頭で見ると嬉しくなります。
そんな時に感じる、自分の仕事の意味とは?
原価計算・原価管理は正しい意思決定をするために、必要不可欠な仕事だと感じています。私は収益が出ているかを判断するための損益計算書の作成や、この事業で収益を出すためにはいくらで売ればいいのかという、意思決定の元となる原価計算をしています。さらにこの仕事は、判断のためだけではなく、工場で働く方のモチベーションにもつながると思っています。それゆえ計算を誤ると、間違った判断や皆さんのモチベーションダウンにもつながってしまうため、正しい計算をして、損益計算書や原価を素早く提示できるように意識しています。
東洋製罐
SCM(サプライチェーンマネジメント)
S.Tさん
2022年入社
生産計画・調達・出荷・在庫管理を担うSCM課に所属。生産の計画立案から、生産したものをお客さまに届けるまで、一連の工程全てに関わる部署で、プリフォーム(※)の生産計画と材料調達を主に担当する。
(※)プリフォーム:PETボトルに膨らませる前の原型となるもの
友人に「この商品だよ!」と指さして示せた時
スーパーやコンビニで手に取った商品の容器が自社製だった時は嬉しくなります。東洋製罐グループは幅広くいろいろなお客さまに使用いただいているので、陳列棚から何気なく手に取った商品の容器が自社製だったという機会はすごく多いです。また、友人や知り合いに自分の会社を紹介する時にも、「この商品だよ!」と指さして示せるものが多いというのは、嬉しい自慢です。
そんな時に感じる、自分の仕事の意味とは?
身の回りで自社製品が多いというのは、翻せばそれだけ影響力が大きいということです。その影響力の大きさに対して、「日々生産している製品を、安心できる品質で安定して届ける」というのが東洋製罐グループとしての使命。そのために、きちんと製品供給できるような生産計画・調達予定を組み、スムーズに生産できるよう調整するのが私の仕事です。私の業務単体だと大したことがないようにも思えてしまいますが、その先につながっているもの、実際に市場に出た商品を見ることで、自分の仕事の必要性を感じます。
東罐興業
営業
M.Fさん
2022年入社
紙製品、樹脂製品を素材とした包装容器メーカーの東罐興業において、ラミコンカップ(※1)やBIB(※2)を取り扱う部署に所属し、お客さまとの関係性強化や提案活動にあたっている。
(※1)ラミコンカップ:酸素バリア性のある樹脂を中間層に使用した共押出積層シートからカップやトレイ状に成形した容器
(※2)BIB(バッグ・イン・ボックス):プラスチック製の袋を紙製の段ボール箱の中に入れた液体容器
提案した製品が採用され、市場に出回った時
誰もが知っているメーカー(主に食品・日用品メーカー)を担当することができ、「この容器は当社がつくっていたんだ!」と知れることが、大きなやりがいにつながっています。そして、自分が提案した製品が採用され、実際に市場に出回ることは達成感が大きいです。また、他のグループ会社が何を目的として取り組んでいるのか、どんな新製品をつくっているのかを知れることも、東洋製罐グループの魅力の1つとなっています。
そんな時に感じる、自分の仕事の意味とは?
容器は食品、飲料、化粧品、日用品などさまざまな商品に必要で、包装容器は身近な生活を支えていると考えています。しかし現在、社会では「ライフスタイルの変化」にくわえ、「環境問題」「食品ロス削減」などが課題となっています。特に、東罐興業は「食品ロス削減」に密接に関わっていますが、私が手がけるラミコンカップやBIBは食品の賞味期限延長に貢献し、身近な生活を支えることもできます。そうした課題に向き合いながら、お客さまの掲げる目標に協力できるように、日々仕事に取り組んでいます。
メビウスパッケージング
営業
S.Mさん
2022年入社
お客さまのご要望を伺い、当社で考案した最善策を提案していくことが求められる営業部門。その中で日々、お客さまの抱えている課題を見つけて能動的に提案をしながら、現場を巻き込んでモノづくりを行っている。
普段自分が使っている商品に携われた時
誰もが知っているようなメーカーを担当するため、普段自分が使っている商品に直に携われることは大きなやりがい、やる気につながっています。何気なく使っている容器ですが、当社で仕事を始めてから、容器というのはかなり奥深く細部まで工夫がされていることに気づかされました。デザインだけでなく、使用性・強度・内容物の保護などさまざまな観点から考えられており、容器の可能性を探求できる点でも楽しくやりがいのある仕事です。
そんな時に感じる、自分の仕事の意味とは?
現在、社会課題とされている「物流問題」や「環境問題」について容器を通じて取り組んでおり、社会的責任感を持って仕事に向き合えています。特に、環境問題はプラスチックを使用している当社にとって直接的に関係してくる分野。環境に配慮した材料の導入や容器の軽量化を提案し、お客さまが掲げられている環境目標の達成の一助となれるよう、使命感を持ちながら取り組んでいます。また、営業の仕事は製品の収益改善などを実施すると結果が数字で直接見えるため、どれだけ会社に貢献できたかを捉えやすく、やる気や達成感を感じやすい仕事です。
東洋製罐グループホールディングス
情報システム
A.Kさん
2021年入社
所属する情報システム部では、グループ各社へのITインフラや業務システムの導入・保守、最新の技術を活用したDXなどを実施。その中で、営業活動を支援するデジタルマーケティングを推進している。
新施策を構築し、
利用部門の方から感謝された時
マーケティングオートメーションツールを活用し、より効率的・効果的な営業活動へと導く役割を担っています。その中で、利用部門の方々とoneチームで協働しながら、理想のカタチを描き、そしてIT技術を駆使して新たな施策を構築することで、利用部門の方から感謝される瞬間に大きなやりがいを感じています。また、グループ会社を横断して仕事をする機会も多く、さまざまな意見交換を行うことで、より良いモノをつくれる喜びも感じられます。
そんな時に感じる、自分の仕事の意味とは?
デジタル化は、企業競争力の強化や顧客満足度の向上にもつながるなど、現代のビジネス改革において必要不可欠。だからこそ、利用部門への最適なソリューション提案を行うために、相手の業務を理解すること、そして利用部門にシステムを理解してもらうことを大切にしています。IT技術が急速に発展する中で、必要な知識やスキルを身につけることが求められるため、世の中のトレンドや動向にアンテナを張って情報収集することが大切です。新しいことへの新鮮さや面白さに刺激を受けながら、会社のデジタル化に貢献できるよう頑張っています。
東洋製罐
人事労務
K.Hさん
2021年入社
工場での総務課 労務担当として、主に社員の給与計算や健康保険、年末調整、身上異動関係業務を担当。他にも社内のイベント行事、工場内の災害防止活動などの安全衛生に関することまで、幅広く携わっている。
工夫して仕事の改善方法を構築できた時
社員の方からの問い合わせ、困りごとに対応できた際に感謝の言葉をもらった時に、やりがいを感じます。また、給与計算業務などでは、「このようにしたら進めやすいか、ミスが減るのではないか」など、自分で工夫して業務に取り組み、効率よく運用できるような仕組みを考え、それを構築できた時にやりがいを感じます。「現状からどのようにすれば、もっとより良くなるか」という視点を持って取り組むことを、日頃から意識しています。
そんな時に感じる、自分の仕事の意味とは?
私自身が実際に現場で製品を製造しているわけではありませんが、従業員が安心して働きやすい職場づくりをすることで、製品を安全に、効率的に生産することに貢献できると考えています。工場で生産した製品が店頭に並んでいたり、消費者の手に渡るのを見ると、社会に大きく貢献している企業だと実感することができます。そのためにも現場に行った時は、積極的に現場の人と話すことや、困りごとを聞くことも労務担当として大切だと感じ、日々取り組んでいます。
さまざまな側面からモノづくりを支え、
事業の成長を促すことで、
社会に大きな影響力をもたらす。
その実感が、
心躍る瞬間へと
つながっていく。