鋼板関連事業

当社のグループ会社である東洋鋼鈑株式会社を中心として、同社が創業以来培ってきた圧延、表面処理、ラミネートなどの固有の技術により鉄に付加価値を与え、缶用材料をはじめ、電気・電子部品用材料、自動車・産業機械部品用材料、建築・家電用材料など、暮らしのあらゆる場面で活躍する各種鋼板材料の製造販売を中心に事業を展開しております。

鋼板関連事業のグループ会社

※持分法適用関連会社

業績

2023年3月期の売上高は865億12百万円(前期比15.2%増)となり、営業利益は46億53百万円(前期比73.6%増)となりました。

競争優位性

  • 長年にわたり蓄積されてきた材料加工・圧延・表面処理などの、専門性の高い技術
  • 保有する技術を創意工夫で多用途、他事業へ応用展開してきた歴史

課題

  • 大型投資の収益化および高付加価値製品へのシフト
  • 事業領域の拡大および新分野開拓
  • 既存事業における生産性向上、効率化
  • 製造設備老朽化への対応
  • 人材確保および人員の適正化

中期経営計画2025において取り組む内容

1. 既存事業領域の持続的成長

  • 原材料・エネルギー価格の高騰に対する売価転嫁の推進
  • ニッケルめっき鋼板を中心とした高付加価値製品へのシフトによる収益性の確保・向上

2. 新たな成長領域の探索・事業化・収益化

次世代電池部材・高速通信基板用部材の研究・開発と上市トライアル

3. 成長を支える経営基盤の強化

IT(ERP、RPA、AI)を活用した生産性の向上

2023年度の戦略、主要施策

市場伸長に対応した新ライン・増強工事の早期完了および追加投資の検討