Environmental
環境
東洋製罐グループでは2002年に環境方針を制定し、事業活動を通じて、地球環境の保全と質的改善に積極的に取り組んできました。
2021年には、「低炭素社会」の実現から2050年のカーボンニュートラルを目指した「脱炭素社会」の実現に変更し、2030年度に向けた中長期目標を上方修正しました。環境負荷を低減するための施策を具体化することで実効性を高め、実現に向けた取り組みを着実に推進していきます。
東洋製罐グループ環境方針
- 省エネルギーに努めるとともに、再生可能エネルギーの利用比率を向上し、温室効果ガス(GHG)排出量を削減します。
- ライフサイクルを通じて、環境負荷を低減した製品・サービス・システムを提供するために、再生材料や再生可能材料の利用ならびに製品のリサイクル性向上などを実現する製品設計を行います。
- 資源の有効利用のために、投入材料の削減、発生する廃棄物の削減および再資源化を行います。
- 環境への影響が懸念される物質は使用量および排出量を削減するとともに、代替物質への切り換えに努めます。
- 環境汚染を予防するとともに、地球規模での海洋プラスチック問題について、解決にむけて取り組みます。
- 事業活動が生態系に与える影響を把握し、生物多様性に配慮した活動を推進します。
- ステークホルダーとの環境コミュニケーションを積極的に行い、相互理解に努めます。
Eco Action Plan 2030
- 事業活動でのGHG排出量(Scope1、2)を50%削減(2019年度比)
- サプライチェーンでのGHG排出量(Scope3)を30%削減(2019年度比)
- 枯渇性資源※1の使用量を30%削減(2013年度比)
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プラスチック製品については化石資源※2の使用量を40%削減(2013年度比)
- プラスチック製品の軽量化、素材転換により15%削減(2013年度比)
- 再生材・植物由来樹脂の利用率を30%向上(2013年度比)
- 全ての容器包装製品をリサイクル可能またはリユース可能に
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生物多様性の保全を推進
- 事業活動における取水量を売上高原単位で前年度比1%改善
- 事業拠点の水リスク評価とリスク低減に向けた取り組みを推進
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外部コミュニケーション活動の推進
- 海洋プラスチック問題解決に向けた対応(散乱防止)と情報公開
- 枯渇性資源:自然のプロセスにより、人間などの利用速度以上には補給されない天然資源
- 化石資源:石油・天然ガス等
東洋製罐グループの環境管理体制
東洋製罐グループでは、東洋製罐グループホールディングス社長を委員長とするグループサステナビリティ委員会を組織し、サステナビリティ経営の推進を統括しています。
サステナビリティ経営の環境側面については、環境活動推進分科会において、グループ全体の環境活動を統括しています。グループ各社は、環境活動推進分科会での議論に基づき、その内容を自社で展開し、各社の環境活動を推進しています。
東洋製罐グループの環境管理体制
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