サステナブルな製品・サービスの認定制度


サステナブルな製品・サービスの認定制度
「Open Up! Products & Services」
東洋製罐グループは、東洋製罐グループのマテリアリティ(重要課題)に「多様なライフスタイルを支える製品・サービスの開発と提供」および「環境配慮型製品・サービスの開発と提供」を掲げています。これらのマテリアリティに対応する製品・サービスを、グループサステナビリティ委員会において「Open Up! Products & Services」として、年1回認定しています。マテリアリティに関するKGIとして売上高比率を設定し、2030年までに、認定された製品・サービスの売上高比率を30%とすることを目指します。
- 多様なライフスタイルを支える製品・サービス
人々の快適な生活や食と健康に大きく貢献する製品・サービスを指します。
身体面・社会面・心の豊かさなどへの配慮、食の安心安全・品質への貢献、食の課題解決、医療・感染予防・公衆衛生への貢献 など - 環境配慮型製品・サービス
脱炭素社会・資源循環社会・自然共生社会に大きく貢献する製品・サービスを指します。
温室効果ガス排出削減・製品のLC-CO2削減・製品の環境貢献、資源の使用量削減・資源の循環利用・再生可能資源への切り替え、水や自然資本の使用量の削減・生態系への影響の軽減・食品廃棄物やフードロスの削減 など
認定プロセス
認定フロー
事業会社から申請された製品については、以下のフローに基づき審議の上、「Open Up! Products & Services」として認定します。
※図は左右にスクロールできます

認定基準
顧客や社会などのステークホルダーにとって、以下の点において、貢献する製品・サービスかどうかを審査会にて公正に審議します。
- 表は左右にスクロールできます
マテリアリティ | 詳細 |
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多様なライフスタイルを支える製品・サービスの開発と提供
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あらゆる人のくらしの安心・安全・豊かさを実現させる製品・サービス 貢献領域 快適な生活・食と健康 |
環境配慮型製品・サービスの開発と提供
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製品のライフサイクルを通じて環境負荷を少なくするよう配慮した製品・サービス 貢献領域 脱炭素・資源循環・自然共生 |
社外有識者のコメント
多様なライフスタイルを支える製品・サービスの開発と提供:古谷 由紀子氏(消費生活アドバイザー、博士(総合政策))
消費者の生活や安全性に貢献し、社会課題の解決に寄与する容器を、たゆまなく開発・提供し続けていることは素晴らしいことと思います。これらの製品が多くの消費者に認知され、さらなる社会貢献が期待されます。
私が製品を評価する際の視点は次のとおりです。
長期的な視点を持ちながら、現在できる取り組みを段階的に示すことで、消費者の理解と受容性を高めることが重要です。これらの取り組みが広く伝わり、より良い社会の実現に寄与されることを期待しています。
私が製品を評価する際の視点は次のとおりです。
- 多様性(使用者や場面)
- 安全性・利便性への貢献
- 社会・環境課題の解決への意識
長期的な視点を持ちながら、現在できる取り組みを段階的に示すことで、消費者の理解と受容性を高めることが重要です。これらの取り組みが広く伝わり、より良い社会の実現に寄与されることを期待しています。

環境配慮型製品・サービスの開発と提供:枝廣 淳子氏(イーズ未来協創フォーラム)
環境問題への取り組みは、技術の力なしには成り立ちません。「Open Up! Products&Services」を通じて、多様なライフスタイルを支える製品・サービスや環境に配慮した製品・サービスの開発・提供を積極的に進めていることは、技術力をしっかりと社会にアピールし、認識いただくための良い取り組みです。
私が製品を評価する際には、
今後の取り組みとして、適切な情報提供を通じた社外へのアピールを強化し、応募件数の増加にともなうカテゴライズの検討も必要と考えます。新しいアプローチと既存技術の応用を明確に区別し、各々の取り組みを応援していくことが大切です。今後も社内の開発視野を広げ、さらなる進化を期待しています。
私が製品を評価する際には、
- 環境
- 社会
- 経済
- 使い手のメリット
今後の取り組みとして、適切な情報提供を通じた社外へのアピールを強化し、応募件数の増加にともなうカテゴライズの検討も必要と考えます。新しいアプローチと既存技術の応用を明確に区別し、各々の取り組みを応援していくことが大切です。今後も社内の開発視野を広げ、さらなる進化を期待しています。
