発芽大豆由来植物肉「ミラクルミート」のスタートアップDAIZ株式会社、エビ・甲殻類の細胞培養開発のスタートアップShiok Meats Pte Ltdと連携し、新たな一次産業の発展を目指す
東洋製罐グループは、発芽大豆由来の植物肉ミラクルミートを開発・生産するスタートアップであるDAIZ株式会社と資本・業務提携しています。東洋製罐グループは香りや食感、成分の特徴を活かす食品加工技術を提供するほか、包装容器や常温保存製品の開発を通じてミラクルミートの保存性をより高めることで食品ロスの削減につなげていきます。このような食品加工・保存のノウハウを融合し、サステナブルな食材の生産、加工、充填、流通、消費、廃棄、再生などのバリューチェーンに向けたトータルソリューションを提供することで、ミラクルミートの付加価値の向上に貢献し、環境負荷や食糧危機といった社会課題の解決を共に目指していきます。
東洋製罐グループが出資しているShiokMeatsは、エビ・甲殻類から幹細胞を分離する独自技術を有するフードテック・スタートアップで、甲殻類の細胞培養製造によって、アジア地域が抱える食糧・タンパク質危機や気候変動、海洋汚染の社会課題解決を目指しています。東洋製罐グループは、食生活を支えるインフラ企業としてShiok Meatsや他の共創パートナーと共に、培養エビ、甲殻類の商用生産、供給を進め、アジア地域における豊かで持続可能な食生活の実現を目指します。