植物が光合成するときに必要不可欠なマンガン成分を多く含む、く溶性肥料※●マンガンの吸収を妨げる成分が少なく、肥料の効果が向上●く溶性マンガンは雨などに溶け出ることがなく、肥料効果が長持ち●水溶性の硫酸マンガン肥料よりコストパフォーマンスが高い※く溶性肥料:植物の根から分泌される酸や土壌中の有機酸でゆっくり溶ける肥料
従来の鉱さいマンガン肥料は、マンガン成分が低くカルシウムなどの塩基成分を多く含むため、土壌pHが高くなり、マンガンが吸収されにくくなってしまうことから、マンガン肥料の効果が低下してしまう課題がありました。本製品は、鉄をつくる時に発生するマンガンスラグを原料としており、マンガン成分が多く(C-MnO:30%)、カルシウムなどの塩基成分が少ない肥料です。そのため、土壌pHに影響を与えず、土壌の化学性の改善に役立ち、マンガン肥料としての効果が向上しました。
従来の水溶性の硫酸マンガン肥料は、雨などの影響でマンガン成分が流れてしまうことが課題でした。本製品は、植物の根から分泌される酸や土壌中の有機酸でゆっくり溶ける「く溶性」のため、雨などによる流出を抑え、肥料効果が長く持続します。
マンガンの成分あたりの単価は水溶性の硫酸マンガン肥料より安価です。水稲、麦類、野菜、果樹などのマンガン欠乏対策や、土づくり肥料として広くお使いいただけます。