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東洋製罐株式会社(以下「東洋製罐」)と株式会社UACJ(以下「UACJ」)との協業により開発された「EcoEnd™」は、使用済み飲料缶(UBC:Used Beverage Can)などのリサイクル原料の割合を増やすことで環境負荷を大幅に軽減した次世代のアルミ飲料缶蓋です。従来の製品と同等の品質を維持しながら、温室効果ガス(GHG)排出量を劇的に削減することで、持続可能な社会の実現に大きく貢献します。東洋製罐とUACJとの協業により開発された「EcoEnd™」は、使用済み飲料缶(UBC:Used Beverage Can)などのリサイクル原料の割合を増やすことで環境負荷を大幅に軽減した次世代のアルミ飲料缶蓋です。従来の製品と同等の品質を維持しながら、温室効果ガス(GHG)排出量を劇的に削減することで、持続可能な社会の実現に大きく貢献します。
缶の蓋と胴では、必要とされるアルミニウムの強度などの特性が異なるため、缶蓋には一定量の新地金を使用し、その成分を調整する必要がありました。「EcoEnd™」では、新地金の使用量を減らし、リサイクル原料を多く使用することで、缶胴の成分に近づくため、原料を溶かす時点では、「EcoEnd™」と缶胴の素材は同じ「モノマテリアル」とみなすことができます。溶解後に成分を調整することで、「EcoEnd™」と缶胴それぞれに求められる特性を持たせることが可能です。
「EcoEnd™」の開発により、これまで困難とされていた多くのリサイクル原料を缶蓋にも使用することが、溶解後の成分調整と製造技術の工夫によって実現されました。これにより、缶蓋にもリサイクル原料がより多く使用され、新地金の使用量が削減されることで、GHGの削減が期待されます。
- 【2024年11月14日プレスリリース】東洋製罐とUACJの次世代アルミ飲料缶蓋「EcoEnd™」が「The Canmaker Cans of the Year Awards 2024」で3賞受賞-温室効果ガス排出量約4割削減による環境負荷の低減に貢献-
- 【2024年7月9日プレスリリース】温室効果ガス排出量を4割削減する次世代の飲料缶蓋「EcoEnd™」生産体制の構築を完了-UACJと東洋製罐の共同の取り組み-
- 【2023年12月4日プレスリリース】材料・製造方法を大きく見直した環境にやさしい次世代の飲料缶蓋「EcoEnd™」を開発-東洋製罐とUACJ共同の取り組みにより温室効果ガス排出量を4割削減-