今回のテーマは「かくれエコ」。社会を良くしているエコな活動にも関わらずあまり知られていない「かくれエコ」を多くの人に知ってもらうことを目的として、子どもを中心に大人気の絵本「かくれねこ」とコラボした「キーワード探し」イベントや、ゲストをお招きしたトークイベントのほか、中身が見えるごみ収集車「スケルトンパッカー車」へのごみ積み込み体験などを実施しました。近隣住民をはじめ、環境問題に興味のある方など、子どもから大人まで多くの方々にご来場いただき、本イベントをお楽しみいただきました。
※ゴミの専門家としてテレビやラジオなどに出演し、サステナビリティ広報大使に任命されているマシンガンズ滝沢秀一氏と、その活動に賛同し、集まった人たちによる、ごみを減らすためのクラブ活動です。部員は日本全国から参加しており、海外も含めると200人以上。毎年5月3日(ごみの日)から5月30日(ごみゼロの日)までの約一か月間、全国各地でごみを減らす活動を行うことを目的とした「ごみフェス」を行っており、今年で3回目の開催となります。
今回のオープニングイベントは「かくれエコ」がテーマで、普段からごみ捨てやエコを意識してくださっている方はもちろん、これまで関心が高くなかった方やごみフェスが初めての方も多く来てくれたと思います。隠れているエコを探すというテーマのもとに、今までこういったイベントに参加されてこなかった方、まさに隠れていた方も出てきてくれた「かくれエコ」なイベントだったのではないでしょうか。今回、特に印象に残ったことはトークショーで、株式会社ラントレの塗野さんとのお話の中で、若い方たちが持っているSDGs・エシカルに関する感覚を知ることができました。私としても、これから若い世代に向けてどのようにアプローチしていけば良いのかを考えるヒントになりました。
今後も、ごみフェスは引き続き開催していきたいと思っており、いずれは海外にも進出していきたいと考えています。より多くの方々に参加してもらうことで、より多くのごみを減らすことができますので、今まで参加されたことがない方も、気軽にごみフェスに来てくれると嬉しいです。
今年のごみフェスオープニングイベントのテーマでもある「かくれエコ」ですが、その言葉どおり普段知らないエコを感じられる1日でした。品川区清掃事務所様にご協力いただいたスケルトンパッカー車は、子どもから大人まで楽しめる仕掛けでありながら、清掃員の皆様のおかげで街の綺麗さが守られていることも実感しました。また、アイデアコンテストでは多くの高校生や大学生の方が素晴らしいアイデアと実行力でプレゼンテーションをされていたのが印象的でした。東洋製罐グループも、自社やパートナー企業との取り組みだけでなく、自治体や学生など、より多くの方々と協力することで、もっと世の中を良くしていけると確信しました。ご来場者と運営に携わっていただいたすべての方々に感謝します。