当社グループは、「東洋製罐グループ社会貢献活動方針」において、環境保全および地域共生を重点分野として位置付け、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しています。その一環として、森林文化協会が2024年より行っている「30by30 自然共生の森づくりプロジェクト」に賛同し、連携協定の締結に至りました。本プロジェクトは、民間から資金を募り、全国各地の森林および里山の再生・維持管理を行う取り組みです。
当社は、横浜国立大学の専門的知見を活用した現地調査や保全・整備活動、森林環境教育の継続に向けて、5年間にわたり寄付を行い、希少種の生育地を含む大切な里山「ときわの森」の自然環境保全を支援します。さらに学生との協働により、現地での実践的な学びや地域貢献の機会を創出し、住民の憩いの場や学生・当社グループ社員の環境学習の場としての利活用を促進し、環境意識の醸成を図ります。
当社グループは、今後も、社会貢献活動を通じて持続可能な社会の実現に向けて取り組みます。
同大学の「ときわの森」は、故・宮脇昭名誉教授が世界的に展開した混植・密植方式の環境保全林の第1号です。成立から50年が経過したこの森では、多種多様な生物が見られます。特に「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」をコンセプトに設計した樹種構成は、横浜の潜在植生である照葉樹を中心としています。この照葉樹林や雑木林、草地が混在する森には、希少種を含む多種多様な動植物が生息・生育していることが確認され、2024年に「自然共生サイト」として認定されました。
なお、当社において基礎研究および開発を担う綜合研究所は、「ときわの森」に近接しています
横浜国立大学は、四つの旧制学校を母体に1949年に新制大学として設立した総合大学で、建学以来の歴史の中で育まれてきた「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」を理念として掲げるとともに、一人一人の在り方を尊重し合う「多様性」を重んじています。本学は、横浜市保土ケ谷区常盤台に5学部・6大学院を有し、多様な専門性を有する教員が集い、高度な教育研究を推進しております。また、地域のイノベーション創出の中心的役割を果たすため、実践的で学際的な教育研究を地域等の多様なセクターと分野を超えて連携しながら展開するためのサテライトキャンパスを、新湘南共創キャンパスを皮切りに拡充してきております。これらの活動を通して、「イノベーションの創出・科学技術の発展」等に資する「知の統合型大学」を目指しています。