内面材にリサイクル材(PCRおよびPIR※)を使用した詰替パウチ● 積層フィルムを含むさまざまなリサイクル材が使用可能● パウチからパウチへのマテリアルリサイクル技術を確立※ PCR(ポストコンシューマーリサイクル):市場で使用済みの製品を回収し、再資源化されたリサイクル材PIR(ポストインダストリアルリサイクル):市場に出る前の製品製造工程で発生し、再資源化されたリサイクル材
リサイクル材の活用においては、異物や異樹脂の混入によって外観品質や生産性の確保が難しいという課題があります。本製品では、リサイクル材を用いた内面層を白く着色した層で挟む独自技術により、リサイクル材特有の課題に対応し、品質と生産性を両立しました。リサイクル材を使用した、量産が可能な詰替パウチです。リサイクル材の使用比率は、パウチ1袋の重量に対して10%から導入し、今後は数量の拡大と段階的な比率の引き上げを目指します。
市場で回収した使用済みの詰替パウチを原料化し、そのペレットをリサイクル材の一部として使用しています。また、技術的な工夫により幅広いリサイクル材を使用でき、現時点、使用範囲や比率には制約がありますが、年間を通して供給可能な体制を構築しました。回収・選別・再資源化のしくみについて、各パートナーと連携しながら継続的に改善を進めています。
消費者にリサイクル材を使用した製品を選んでもらうことで環境負荷低減を身近に感じてもらえる点は、環境教育の見地からも意義のある取り組みだと思います。取引先と共に進める取り組みではありますが、消費者への働きかけが重要であることから、いかに行動のハードルを下げるかについて、さまざまな工夫を試す機会があると感じます。今後は、どのように意識と行動の変容につなげていくかも含めて、見える化できるようになっていくとよいと思います。