当社は、このたび、公益社団法人日本将棋連盟(東京本部:東京都渋谷区、会長:清水市代、以下「日本将棋連盟」)および株式会社Agnavi(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:玄成秀、以下「Agnavi」)と共同で、将棋と日本酒で地域を活性化させる「一献一局プロジェクト」を開始します。その第1弾として、2025年12月6日(土)~7日(日)に開催される「第3回達人戦立川立飛杯」とコラボレーションした、達人戦オリジナルラベル仕様の小澤酒造の地酒「澤乃井」を、当日お越しいただいた方に抽選で配布します。
古くから日本人の暮らしに寄り添ってきた「将棋」と「日本酒」。この2つの日本文化を融合し、地域の魅力を再発見・発信する取り組みを進めていきます。
千年以上にわたり受け継がれてきた将棋は、思考の美学と人のつながりを体現する、日本で独自に発展した伝統文化であり、長らく地域とともに発展してきました。主要タイトル戦は、毎年全国各地を巡って開催され、老舗旅館、ホテル、神社・仏閣などを舞台に行われています。将棋は地域の誇りとして根づき、観光振興や地場産業の発信に寄与する、「地域が文化を育て、文化が地域を育てる」循環を象徴する存在となっています。
各地域には、歴史と文化、伝統を受け継ぎ、その土地の恵みから日本酒を醸す酒蔵があります。その土地の水や米、風土が生み出す“地域の結晶”として、日本酒は国内外で高い評価を得ています。
将棋と日本酒は、どちらも「ゆっくりと向き合う時間」を大切にする文化であり、「人と人とをつなぐ場」を生み出してきたという共通点があります。現代社会で希薄になりがちな地域の絆を、将棋と日本酒という伝統文化の力で取り戻す。本プロジェクトは、そんな想いから生まれました。