当社の連結子会社である東洋ガラス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:野口信吾、以下「東洋ガラス」)は、2026年3月31日、東洋ガラス千葉工場(千葉県柏市)にて、酸素燃焼方式を導入したガラスびん用大型ガラス溶融窯1基の稼働を開始しました。
酸素燃焼方式とは、空気の代わりに高濃度の酸素を用いる燃焼方式です。本方式を導入することで、窒素を介さない燃焼が可能となり、ガラスへの伝熱効率が向上します。これにより、従来の生産量を維持しながら、溶融窯1基あたりの温室効果ガス(GHG)排出量を従来比約2割削減します。
また、本方式の採用により、大量の蓄熱用レンガを用いる蓄熱室が不要となりました。エネルギー効率の最適化による製造プロセスの「低炭素化」と、設備のスリム化による「省資源化」の両面から、環境負荷の低いものづくりを推進します。さらに、製品のライフサイクル全体での環境負荷低減を追求し、お客さまの脱炭素経営に貢献する価値ある容器をお届けしていきます。
※生産能力が200t/日を超えるガラスびん用溶融窯における酸素燃焼方式の導入は国内初(2026年3月時点、東洋ガラス調べ)
東洋ガラスは、1888年にガラス容器メーカーとして誕生して以来、「ガラスの持つ可能性を見つめ、生活文化の向上に貢献する」という理念のもと、ガラスびんから各種ガラス関連製品を製造するメーカーへと成長してきました。多様化するニーズへ的確に対応した製品をお届けするため、素材開発からデザイン・技術・製造・販売の一体運営を推進しています。
ガラス製品ならではの安心感と清潔感、高級感などのさまざまなメリットを活かしながら、お客さまにご満足いただけるよう、機能性はもちろん、デザイン性にも優れた製品開発に努め、超軽量びんの開発による物流合理化など、独創的な技術開発を続けています。
東洋ガラスは、環境問題という視点からも大きな期待を寄せられているガラスを機軸に、幅広い分野の製品開発に取り組み、これからも生活文化の向上と環境負荷の低減に挑戦し続けます。