従業員の尊重:自律的成長の実現(人材の育成)
東洋製罐グループは、グループ人事ポリシーに基づき、国籍、人権、性別、障がい、キャリア等にかかわらず、個性を活かして活躍できる組織風土の醸成、グローバルで「競争し挑戦する」人材の最適配置・育成、ライフステージの変化に合わせた柔軟な働き方の実現に取り組むことで、新たな価値創造につながる人材プラットフォームを整備します。
グループで連携した人材育成
東洋製罐グループは、グループで連携して人材育成を推進しています。若手層を対象とした論理的な思考方法を習得するためのロジカルシンキング研修、新任の役職者を対象とした管理職研修、MOT(技術と経営の融合)をベースに技術系若手リーダーを選抜対象としたTLP(テクニカルリーダーズプログラム)をグループ共通で実施することで、グループ内の人材交流を図り、個社を超えたグループ一体感の醸成、人的ネットワークの構築を進めています。従業員の自己啓発のサポートとして、通信教育の修了者には受講料を全額補助する制度を設けています。
2025年度はグループ18社で延べ3,174件の申し込みがありました。また、語学力強化推進を目的にTOEIC 受験料の全額補助制度を導入しています。
グループを牽引する次世代のリーダー育成を目的として、主力会社の部長・課長層を対象に「次世代経営者育成研修」および「TSGBC(東洋製罐グループビジネスカレッジ)」(部長層対象、課長層対象)を実施し、経営に関する「知」の習得とリーダーとしての「軸」の確立を目指しています。今期のTSGBCはグループ7社から選抜された22名のメンバーが参加し、4チームに分かれ、テーマ探索と自社課題に向けた事業提案に取り組みました。
グループ共通教育体制図
グループ共通の社内研修(2025年度実績)
- 表は左右にスクロールできます
| 分類 | 研修名 | 実施期間・回数 | 参加人数(名) | 合計延べ時間※(時間) | 1人当たりの研修時間(時間) |
|---|---|---|---|---|---|
| 選抜研修 | 次世代経営者育成研修(12期) | 2025年6月~ 2026年3月 |
12 (男性12、女性0) |
930 | 77.5 |
| TSGBC(12期) | 2025年6月~ 2026年7月 |
22 (男性21、女性1) |
3,009 | 136.8 | |
| TLP(第18期) | 2025年7月~ 2026年2月 |
28 (男性25、女性3) |
3,038 | 108.5 | |
| 階層別研修 | 新任上級管理職研修 | 3日間 計6回 | 36 (男性35、女性1) |
837 | 23.3 |
| 新任管理職研修 | 3日間 計8回 | 115 (男性100、女性15) |
2,674 | 23.3 | |
| 新任係長研修 | オンライン3日間 計8回 | 122 (男性104、女性18) |
2,837 | 23.3 | |
| ロジカルシンキング・プレゼンテーション研修 | オンライン3日間 計7回 | 122 (男性88、女性34) |
1,891 | 15.5 | |
| 合計 | 457 (男性385、女性72) |
15,216 | - | ||
- 1日7.75時間で計算した結果を四捨五入して算出
社内副業制度と越境学習の機会提供
東洋製罐グループホールディングスでは、従業員が自ら手を挙げることができる仕組みを通じて、スキルアップやモチベーションの向上、そしてキャリア自律によるエンゲージメント向上を目的として、グループ内副業制度と越境型リーダーシップ開発プログラム(自社の枠を越え、社外の現場で学ぶ「越境学習」の考え方に基づくプログラム)を導入しています。
グループ内副業制度では、他部署の業務へ参画することで、本人の成長のみならず、受け入れ部署においても多様な視点の導入による業務効率の向上や新たな価値創出が期待されます。越境型リーダーシップ開発プログラムでは、リアルな社会課題の解決に取り組むことを通じて、リーダーシップやチームビルディング、課題解決力の習得を目指しています。
2025年度は、グループ内副業制度において30名が16件の業務テーマに従事したほか、越境型リーダーシップ開発プログラムにおいては、8名が社外団体から募集された5件の社会課題テーマの解決に向けてプログラムに参加しました。
通信教育制度・公的資格取得奨励制度
東洋製罐グループでは、従業員の成長を支援するために2つの制度を採用しています。
通信教育制度
技能や資格、語学等400以上の通信教育講座を毎年開講し、各人が自由に選択、受講することができます。定められた期間内に修了すると、受講料全額がキャッシュバックされます。
また、2025年5月より、社員を対象として、オンライン英会話サービス「ネイティブキャンプ」を導入し、英語学習を奨励しています。業務に活かすこと、資格の取得、また英語を学び直したいといったさまざまな目的に対して、意欲的な学習を促進しています。
公的資格取得奨励制度
業務上必要な資格や免許の取得にかかる費用(受講料・受験料・交通費等)を会社が全額負担します。また、一部の難易度の高い資格や免許を取得した際は、費用負担のほかに奨励金を支給する社内制度「公的資格取得奨励制度」を設けており、学び・成長したい人を全面的にバックアップしています。
キャリア入社者の早期活躍(オンボーディング※)に向けた研修・面談
近年、外部での多様な知見を持つキャリア入社者が増加しています。それぞれの強みを活かした即戦力としての活躍を配属部署でのOJTで支援するとともに、キャリア入社者向け研修を実施し、会社理念や期待行動への理解を深めています。研修は一般的な座学ではなく、企業の歴史を体感できるゲーム形式で実施することで、同時期のキャリア入社者同士の交流を通じた横のつながり醸成や、他部署・他組織への関心、グループ横断的な視点の習得も目指しています。入社1年以内には人事部門との面談も実施し、組織への定着支援やキャリア形成支援も行っ ています。
※ 新たに組織に加わった人材が、早期に組織へ適応し、活躍できるよう支援する取り組み事業会社の取り組み
東洋鋼鈑の取り組み
東洋鋼鈑は、2025年7月、業務領域の枠を超えた社員同士の交流促進を目的に、本社ビルにて技術交流会を開催しました。当日は、下松の技術開発拠点から若手社員が来場し、自身が取り組む先端技術を本社従業員に紹介するなど、拠点や業務の垣根を超えた活発な交流が行われました。