当社の連結子会社であるメビウスパッケージング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:飯田高、以下「メビウスパッケージング」)は、飲食店舗で使用された除菌アルコールや洗浄剤向けの減容プラスチックボトル(以下「減容ボトル」)を自主回収・再資源化し、リサイクル材25%以上含有の減容ボトルとして再生する実証実験を2026年6月末より開始しました。再資源化スキームの構築に向けた課題抽出や経済性評価を行い、業務用減容ボトルの水平リサイクル実現を目指します。
本実証実験は、「減容プラスチックボトルの回収リサイクル」事業として、環境省公募の「令和8年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業※1」に採択されました。
※1 令和8年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業の公募採択事業について
https://www.env.go.jp/press/press_05165.html
減容ボトルとは、使用後に折りたたみ体積を小さくできる容器のことで、無色の単一素材で簡便に洗浄でき、リサイクルに適した容器です。一方で、産業廃棄物としての回収や有価回収の対象とされているものの、実際には多くが一般廃棄物として処理されており、リサイクルが十分に進んでいないことが課題となっています。
こうした課題を踏まえ、メビウスパッケージングは、かねてより、減容ボトルの回収・再資源化の仕組みづくりを進めてきました。そしてこのたび、ワタミ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役会長兼社長:渡邉美樹、以下「ワタミ」)および株式会社大誠樹脂(本社:東京都江東区、代表取締役社長:清水 仁、以下「大誠樹脂」)の協力のもと、減容ボトルの自主回収および再資源化におけるマテリアルフローの構築にむけた実証実験に取り組みます。
①ワタミ(関東圏内の一部飲食店舗)が使用した減容ボトル※2を、資材配送便の帰り便を活用して回収
②大誠樹脂が回収した減容ボトルを選別・洗浄・粉砕し、リサイクル材として再資源化
③メビウスパッケージングがそのリサイクル材を使用した減容ボトルを製造
④製造した減容ボトルに、洗剤・アルコールメーカーが除菌アルコールまたは洗浄剤を充填してワタミに販売
※2 他社製減容ボトルも回収対象
開発・製造するリサイクル材含有減容ボトルは、リサイクル材を25%以上含有しており、環境に関する任意団体の商標取得を検討中です。回収・再資源化スキームを組織化することで、安定したリサイクル材の確保が可能となり、現行のバージン材を使用した減容ボトルと同程度の価格での提供を目指します。